言葉の力


2016年4月16日 午前1時25分

熊本地震の本震

まさかの事態が再び起きた瞬間

前震の時とはまた違う

より強い恐怖をおぼえるほどの地鳴りと共に発生しました。

緊急時

まずはラジオで情報を伝える。

会社にいた私は

スマホの明かりを頼りにラジオブースに入り

ありとあらゆる言葉を使って

命を守る行動をと伝え続けていました。

 

 

言葉って凄いです。

熊本地震という試練の中で

改めて感じる生きた言葉の大切さというもの。

最初は

共にこの試練を乗り越えていこうと

『かまだせ熊本』という言葉が聞かれ始めました。

 

 

これは

アクセサリーを作る妻が

売り上げの全てを復興支援に繋げられればと販売した

GAMADASEブレスレット

家族三人の手をかざして撮影した時のものです。

 

 

『がまだせ熊本』と同様に

『負けんばい熊本』という言葉も響きました。

やはり熊本県民には

こうゆう時こそ熊本弁がいちばん伝わるってことかもですね。

 

 

在熊のマスコミ各社も一体となり

共通の言葉を発信しました

『支えあおう熊本 今心ひとつに…』

私もメッセンジャーとして参加させてもらいました。

 

 

人と人の繋がり

支えあいの心

大切にしていくべきことに改めて気付かせてくれる言葉。

熊本県内のいたるところで

本当に多くの言葉が

魂込めて綴られていたことは忘れられない光景です。

 

 

そんな言葉が日を追うにつれて変わっていったのです。

励ましあいの思いから

感謝の言葉へと変化していったんです。

試練と向き合う日々で

そんな人の思いに触れ

大切な何かを気付かせてもらった時の感動も忘れません。

 

 

被害の大きかったエリアでは

『がんばるぞ熊本西原村』の上に

新たに書き加えられたような『ありがとう』の文字。

被災地取材の中

これらの言葉にどんなに励まされてきたか…。

言葉の力というのを実感します。

 

 

使い慣れた言葉でも

その言葉に思いを込めることで伝わり方は全く違う。

そんな言霊を信じて

今後の熊本の創造的復興に向けて

私は私なりの言葉で

正しい情報と元気と活力を届けていけるよう

大好きな熊本で

いろんなことに励んでいければと改めて感じます。

 

 

熊本地震発災から7年。

未来の子供たちのために

それぞれの歩みをこれからも前向きに進めてまいりましょう!

でけたしこの精神で!


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