熊本地震から8年…


2016年4月14日の午後9時26分

熊本に最大震度7を観測する大地震が発生しました。

あれから今日で8年です。

 

 

今なお創造的復興に向けて歩みを進める熊本。

節目のみならずではあるけれど

こういった節目といえる日を迎えるというのは

いま一度

突如日常を奪われた

あの時の思いや経験を思い返す日でもあるのだと感じています。

 

 

当時の私たちは

錯綜する情報を整理しまとめ

とにもかくにも

被災者の生命と財産を守るための行動に終始していました。

RKKはラテ兼営局になりますが

防災におけるラジオの存在の大切さを実感しつつ

何をすべきで、

何ができるかを考える日々でした。

 

 

個人的には

家族も被災し家には帰ることができない状況。

ほんの数時間でも

家族と会える時は避難先で車中泊の日々。

こうゆう時こそ

自分や家族に対しても何かが試されているようでした。

 

 

被災した熊本城…。

これを目の当たりにした時の

悔しさや悲しさは忘れることはありません。

 

 

8年という時間は短くもあり長くもある。

熊本城も大天守と小天守は見事なまでの再建され

今では沢山の観光客を迎え入れています。

熊本城全ての完全復興には

まだ時間が必要ですが

この歩みの過程を多くの方に知って頂ければとも感じます。

 

 

8年前からの経験は

まさにこれからに生かしていくしかありませんよね。

今年は年明け早々に能登での大地震。

先日は九州管内で震度5強を観測する大地震。

台湾でも大地震が起きてしまったばかりです。

 

 

災害にどう向きあうかも大切です。

ただ、

災害に対してどう備えるかもとても大切なことです。

私は私のできることで伝え続けます。

 

 

もし

これを被災者となってしまった方がお読みになっていたら…

8年という時間で熊本も大きな変化を遂げています。

まさに創造的復興に向けて

新たな地域づくりというのを様々目の当たりにしています。

復興・復旧に後退はありません。

前進しかないということを信じて

それぞれのペースで

一歩一歩の歩みを少しづつでも進めていってください。

熊本での経験も含めて

私たちは

何ができるのかや何をすべきかを常に心にとめて

これからも過ごして参ります。


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