人吉へ… Tweet Posted 2021年7月4日 by キムカズ 令和2年7月豪雨災害から一年です。取材で球磨川沿いと辿って八代から人吉へ向かいました。肥薩線が走っていた球磨川第一橋梁。ここに新たな橋が架かるまではまだまだ時間が必要だという現実を見た気がします。ちょうど一年前…。線状降水帯による集中豪雨により球磨川が氾濫。河川流域は甚大な被害をうけ沢山の大切なものが奪われてしまいました。ただただ無力感しかありません。写真は一年前のものです。自然が豊かな熊本。長い歴史の中でその恩恵を受けながらも大自然との共存共栄は時に自然災害という猛威にさらされ私たちの日常生活が脅かされてしまうことがあります。これも一年前の写真になります。ただ、被災者となってしまってもまずは命があったことに感謝をしこのままではいけないという思いを強く持って、家族や仲間、自分自身はもちろん地元の将来のためにと災害前の生活を取り戻していかなければと日々奮闘している方々にお会いし話も聞いてきました。このお店は人吉で人気の餃子専門のお店。被災前に伺ったときの写真になりますが、豪雨災害で店舗兼家屋を失い現在はお店もなく更地になってしまっています。それでも場所も看板も変えずテントを張ってテイクアウト専門でお店を復活させています。ご主人曰くいろんなこんちくしょうはあるけれどお客様が来てくれる限り自慢の味わいを生み出していく決意だと話してくれました。ところ変わってこちらは人吉駅前にある人吉復興商店街『モゾカタウン』になります。豪雨災害で家屋や店を失ってしまった方々の復活へ向けての商店街。こちらも下を向いてばかりはいられないと多くの方に注目して頂くためという思いでの商品開発やイベント企画に余念がありません。ホント皆さんが気張っていらっしゃいます。この商品もインパクトありましたね。いろいろ食べてもきましたが一度ではこなしきれない程なんで何度か行かなんです。起きてしまったことは取り返せない…。悔しさや悲しみを堪えながら、多くの支援に感謝してあの時の生活やあの時の姿を取り戻していこうとされています。今日という日は何かを感じるだけでも被災者と支援者の絆に繋がることを信じて復興復旧への思いを届けていくことが大切なんだと改めて感じ得る日にしたいと思います。 Tweet コメントを残す コメントをキャンセル
コメントを残す