あれから４年･･･

2011年3月11日 14時46分18秒 東北沖で発生したM9、最大震度7という大地震。 東北地方には 高さ10mを越える津波が襲い 想像を絶するほどの甚大な被害をもたらした東日本大震災。 4年経った今でも 復旧、復興への道が閉ざされたままの地域。 未だ仮設住宅での生活を強いられている被災者の方々。 それでも故郷を愛し、 前を向き未来を信じて支えあい生活をしている。 被災者ではない私が言うのも申し訳ないのですが、 自然災害とはいえ、 実に辛い、あまりにも厳しいとも言える試練を与えたものです。 ただ、試練に向き合う人々の力は凄い。 一人ではできないことは二人で･･･、 二人でもできないことは更なる人が加わって助け合う。 そんな思いは被災地から日本へ、更には世界の人々を動かした。 改めて、人間の持つ心の繋がりに温もりを感じたことも確かです。 震災後、 ｢絆(きずな)｣と言う言葉をよく聞くようになりました。 私も最近の講話の演題を｢言葉でつなぐ心の絆｣とすることがあります。 同じ言葉でも 自分の気持ちや思いをしっかり心を込めて使う。 すると、 その言葉には魂がやどり 相手の心に響く、思いが伝わる言葉となる。 そんな言葉のやり取りを続けることで 人と人との信頼関係が生まれ、やがては絆となる。 言葉を大切にするって そういうことなんだろうと感じています。 試練を糧に･･･。 綺麗ごとに聴こえてしまうかもしれませんが 神様はその人が乗り越えられない試練はその人には与えないそうです。 更なる復興を信じ、犠牲となった人々へのご冥福、 そして被災地域に住む方々へのお見舞いの気持ちを込めて 今日の午後2時46分 仕事の手を休め目を閉じ黙祷を捧げたいと思います。 今日という日は 少しでも何かを思い出し、何かを考える日にはしたいと思っています。 今日は公立高校試験の解答速報特別番組。 なので、いつもの｢夕方いちばん｣はお休みです。 ちなみに私は夜勤。 静かな会社で過ごします。