あれから7年


2016年4月14日 21時26分

マグニチュード6.5 最大震度7を観測する大地震

熊本地震の発災から

今日で7年が経過しました。

会社近くにいた私は

不安と恐怖のために外に出てきている人混みをかき分け

慌てて会社に戻り

ヘルメットをかぶって

何の情報もない中でカメラの前に座ったことを

昨日のことのように記憶しています。

 

 

自宅は被災。

片付けることもできず

また会社に向かったあの時の思いも忘れられません。

 

 

妻と息子は

近くの避難所の駐車場で車中泊の日々。

正直なところ

メディアの人間としての使命感はあっても

やるべきことと

やらなければいけないことが分からなくなり

自分の心の整理ってのが

なかなかつけられない思いの時間も続きました。

 

 

当時は

保育園に通っていた息子。

車の中で背中をさすりながら

家族の力で乗り越えていこうと励ましあっていた時間。

試練を糧にとは

まさにこの時のことだったかもしれません。

 

 

7年前に生まれた合言葉

『がまだせ熊本』

『がまだせ』って

頑張っていない人向けの言葉らしいですが

頑張っている熊本県民に響いた言葉の一つとなりました。

熊本ととして明るいニュースも様々ありますが

熊本は未だ創造的復興の道半ばである。

こういった節目の時に

いま一度

様々なことを思い返すことも大切ですね。

 

 

熊本地震

死亡50人 震災関連死218人 二次災害死5人

負傷者2739人

建物被災198649棟

まずは

被災された多くの方々へ

改めてお見舞いとお悔やみの思いを胸に今日を過ごします。


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