本震から6年…


6年前の今日。
24時間体制で会社待機していた私は
あの再びの大地震でラジオブースに飛び込み
原稿や情報のない状況で
ただただ命を守る行動をと繰り返し放送を続けていました。


数日後、
ようやく自宅に戻った時の状況。
疲れはもちろんですが
絶望に近い思いも込み上げ一時は手をつけることができませんでした。


家族は避難所で車中泊の日々。
共に過ごせる時間がほとんどない中で
何を守り何を大切にするべきかの葛藤と向き合う時間。
絆や信頼といった言葉の重みを実感しました。


熊本県民はすごい。
熊本地震発災後は共に頑張ろうといった
被災者同士を鼓舞する言葉の数々。
負けんばい熊本!
巷に溢れていたこの言葉は心に響きました。


やがて時が過ぎ
今度は復旧復興への次なるステップを踏み出すころ…。
県内外からの多くの支援のもと
お互いを励ます言葉と一緒に感謝の言葉が加わり始めます。
家族にも仕事にも真摯に向き合う。
俺も頑張らねば改めて感じた言霊だったような気がします。


被災状況のみならず
熊本県民に元気や希望を与えられる報道もしていく…。
そう決意した瞬間です。
これまでもそうですが
これからも大切だということを改めて自覚します。
大切な熊本のために!
大切な家族のためにですね。
更に魅力ある熊本の創造のために
それぞれのでけたしこペースで気張ってまいりましょうね。


コメントを残す