前震と本震


2016年4月14日の前震。
5年前の今日未明に起きたのが本震です。
恥ずかしながら
前震と本震という言葉を知ったのは初めてのことでした。
連日に及ぶ大地震。
本震の際は私は会社に泊まっていたので
ラジオブースからテレビスタジオへ
明け方まで放送から離れられない時間が過ぎていきました。
熊本は
お店から全ての食料品が消え
非常時への備えの大切さを思い知らされました。
商品があっても
買える品数も制限されていましたよね。
熊本城の石垣は
前震で耐えていたところも
本震ではほぼ全域にわたって崩れてしまいました。
跡形もなくです…。
それでも
多くの建物が守られたってのは凄いことでもありました。
道路は
いたるところで通行止め。
会社の前ですら
いつ道路沿いの建物が崩れてしまうか分からないとのこと…。
常に危険が身近に迫っていました。
震源地近くの家々は
殆どの屋根がブルーシートで覆われています。
応急的とはいえ
余震に加えて雨への心配も重なることで
避難所に身を寄せるべきか
家で過ごした方がよいのか不安は募るばかりの日々です。
水前寺公園の水は
地下水脈にも変化が及んで水が干上がりました。
熊本地震は
想定外というか想像外の被害を様々なところにもたらします。
地震によって命を失われた方も多くいます。
手を合わせご冥福を祈りながらも
自然災害への怖さとやるせなさを覚え
辛く悲しい現実を実感します。
この5年間、
私自身は何を考え何を実行してきたのだろうか?
度重なる自然災害に見舞われながらも
今の熊本はとの思いをもって
熊本の現状と魅力を一つでも多く伝え続ける。
私なりのでけたしこしかありません。
継続こそ力を信じてやるしかありませんね。
その為にも
自己研鑽やらなんやらがまだまだがまださなんです。
一つの節目となった
一昨日からの三日間を何かの築きと気付きにしていきましょう。
私も明日からまた地に足つけて過ごします。
熊本は負けねーぞー!
俺もね!


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