宮本武蔵の名刀


晩年の5年を熊本で過ごしたという剣豪宮本武蔵。
五輪書を書き上げたといわれる
雲巌禅寺の霊巌洞や五百羅漢から始まり
今回は剣豪の名にふさわしく日本刀についてになります。
刀剣ブームもあってか
宮本武蔵の二天一流も改めて一目置かれているようです。
確かに両手に刀…。
ここ熊本で確立されたと言われています。
こちらは
島田美術館。
宮本武蔵の肖像画や収蔵品が多数展示されています。
庭園やカフェもあって
熊本市内の安らぎスポットの一つです。
そんな中でも
ひときわ注目を集めているのが
こちら!
宮本武蔵が使っていたという名刀!
無銘金重(かなしげ)
本物です。
番組取材ということで特別に撮影許可をいただきました。
本来は写真は撮れないそうです。
そこで出会った
刀剣研磨師という存在。
このように
あの宮本武蔵の使っていたという名刀のメンテナンスを
眼光鋭く欠かさずされています。
刀剣研磨師というのは
本当に奥深いというか特殊な仕事。
研ぎはもちろんですが
打粉や磨きに加えて、
鞘やつばなどとのトータルコーディネートも務めるそうです。
この役割を担う人がいないと
歴史ある日本刀を後世に残していくことができないんですよね。
熊本にも第一人者がいらっしゃいます。
正海刀剣研磨処の
正海郁雄氏と裕人氏の親子。
親子であり師弟関係というこちらのお二人。
雰囲気ありますわな~。
師である郁雄氏は金重の研磨もされたそうです。
その時の
凄まじい闘いともいえる経験も聞かせていただきました。
今更ながらかもですが
日本刀の視方や感じ方が変わりました。
貴重な経験をさせてもらいました。
取材へのご協力に感謝です。


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