百間石垣


熊本城の天守閣です。
手前には宇土櫓も見えますね~。
去年は白い囲いで覆われていた天守閣でしたが
今はその姿を見ることができています。
未だ石垣などの復旧作業は続いてはいますけどね・・・。
ただ、
今秋には近くからも見物可能になるようです。
日進月歩でも歩みは進んでいるんですね。
そんな熊本城周辺を囲う
全国的にも有名な武者がえしなどの熊本城の石垣群
場所によって様々ですが
そちらの復旧作業も日々行われ進んでいます。
コンクリートでかためられたはいますが
えぐれている部分は
熊本地震で崩れてしまったところになるんですよね。
凄いですよ!
これは2年前の写真になりますが
先ほどの写真と同じ場所で撮ったものなんです。
当時は
崩れた石垣もそのまま・・・。
道をふさがないように
土のうが積まれているだけでした。
それが
月日とともに今ではこんな感じです。
石垣一つ一つの形と位置を確認しての作業・・・。
まだまだなんでしょうが
まずは本当に感謝しかありません。
ちなみにここは
熊本城マラソンの最後の直線にもなっている
細川刑部邸前の百間石垣。
復旧とともに
石垣の間には通路も設けられ
看板にある通りですが
ここから加藤神社や二の丸広場に行くことができます。
今を通ることで
完全に復元されるまでの様子を
本当にリアルに見られるというのが特徴です。
崩れないにこしたことはありませんが
今の熊本城は
非常に貴重な光景を見せてくれていることにもなります。
先日は
築城当時の石垣も
奇跡の一本石垣の飯田丸五階櫓付近で発見されました。
400年以上前の石垣がどう積まれていたのか?
今とは違う特徴など興味は尽きません。
歴史的に見ても貴重な材料にもなるんでしょうね。
復興のシンボル的存在と同時に
今だからこその熊本城と石垣にも注目ですね。


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