離合(りごう)


今日は熊本弁について・・・。
タイトルにある通りですが『離合(りごう)』です。
20年以上前ですが
私の来熊時の頃ですが
確かにこの言葉の使い方にちょっとした違いは感じました。
今では普通に使っていますけどね(笑)。
先日取材で訪れた
熊本城の幸行坂(みゆきざか)♪
こんな看板を発見したもので改めて調べてみたんです。
熊本では誰にでも通じます。
特に違和感はないっすもんね。
『離合』
本来の意味は
「離れたり集まったりすること」
現在の辞典などには
「すれ違う」といった意味も含まれてもいますが
どちらかというと
「付いたり離れたり」といった意味合いが強い言葉です。
政治の世界などでは
政党が離れたり集まったりなんて時は
『離合集散』という表現が使われていますよね。
ですから
狭い道での車のすれ違いなどの状況では
私に中でもあまり使うことはないという認識でした。
ただ、熊本では普通に使いますもんね~。
教習場などでも言われますよね。
どうも
あれこれ調べてみると
ニュアンスとして
道幅の広い場合での単なるすれ違いでは
『離合』の表現はあまり使われず
道幅が狭く
車のルートを変えてまでものすれ違いという感じもあるようです。
なんか分かる気もする~。
このニュアンスでの表現の違いは
全国的にみると
東日本ではほとんどなく
西日本エリア、特に九州が強いようでもあります。
ですので、
熊本だけの表現でもないみたいですね。
『離合(りごう)』という言葉ではなく
『離合』の使い方については
熊本あるいは九州独特のものってことになりそうです♪


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