5年…


2016年4月14日から
今日でちょうど5年となりました。
熊本を襲った大地震。
あの時感じた恐怖、不安、戸惑い、焦り…。
今なお深い記憶や経験として頭と心の奥に残っています。
突然失われた日常。
私は家族の安否を確認できたといっても車中泊。
それでも帰ることはできず
私にとっては
ただただ使命を果たすべき時間と日々が過ぎていきました。
ちなみにこれは我家です。
被災地へいくと
言葉を失うほどの被害の甚大さを目の当たりにして
悲しさと共に悔しさが込み上げてきた。
あの時の感情も決して忘れることはないでしょう。
時間とともに伝えられる被害状況。
阿蘇大橋が崩落したとの情報の時も
その一報に耳を疑うというかまさかの思いしかありませんでした。
この様子を見た瞬間、
現実とは思えないほどの衝撃。
足がすくんで動けなくなったことも記憶しています。
それでも
熊本県民は人との絆を大切に
復興支援に力を注ぐ人たちへの感謝の思いも忘れず
少しでも前向きに
起きてしまったことの後を大事に考え過ごしてきました。
もちろん今もです。
そして、
着実に復興の歩みも進めています。
特にハード面では
驚くほどの変化を遂げてきているといっても過言ではないでしょう。
とはいえ、
心の面においては人それぞれ…。
ハードとは違って
ハートの方は考え方も人によって掛かる時間も違います。
それこそ
明日が見える
明日を楽しみにできる環境が大切です。
常に心の絆の大切さが問われているかもしれませんね。
熊本地震から5年。
一つの節目といえる今日
RKKでは午後6時15分から特別番組を放送します。
いま一度
これまでの熊本
これからの熊本を知り考えるきっかけにいたしましょう。
私もそうします。


2つのコメントがあります

南区の肉じゃが

あの記憶蘇りますね。
我が家は なんとなく「地震来ないと思うけど、本棚と食器棚ネジで止めていて」と
数年前夫に頼んで壁や、柱に止めてあったので食器は、旅行で買った伊万里焼1枚割れただけでした。ただし観音開きの本棚は、扉が開いて中の者が落下しましたが、棚は動いてませんでした。
地震の後、観音開きの扉が開かない様にストッパー付けました。
あの、なが~く揺れた本震の恐怖感、夜が明けて見た電信柱が少し地面の中に入っているのを見て「え??ギャグ?」と今でも覚えています。
あの時の恐怖は忘れたいけど、忘れてはいけない恐怖です。

返信する
キムカズ

本当に怖かったですね。
これからももしの備えは大切にしていきましょう。

返信する