一年前の新聞


去年4月15日の新聞です。
前震の14日が木曜日。
本震が起きたのは16日未明ですから
この日の深夜に起きてしまったことになります。
震源となった布田川断層。
益城から阿蘇をつなぐ
写真中央を右から左にはしる道沿いあたりになります。
見えない地下の部分で
大きなズレが生じてしまったんですね。
断層帯付近の状況ですが
道路がこんな状態になるものなんでしょうか・・・。
信じがたいことですが
実際に起きてしまった現実なんです。
本当に恐ろしい地震です。
本震は前震よりも
地震のエネルギーが十数倍だったともいわれています。
一報が入った時は
まずは疑ってしまい信じることができなかった
俵山トンネルの崩壊・・・。
益城町と南阿蘇を結ぶ動脈の一つが絶たれました。
新たな道路が作られ
再び通れるようになったのは去年のクリスマス。
南阿蘇エリアへの時間も大幅に短縮されました。
利用者も少しずつ増えているとのことです。
こんな状況は二度とごめんですね。
完全に崩れ落ちてしまった
阿蘇大橋
『崖崩れと共に阿蘇大橋が流されてしまった・・・。』
そんな情報が寄せられたのは深夜のこと。
夜が明けるのを待ち
福岡からのヘリコプター映像を見た時は
体が震え出しました。
JR豊肥線も寸断状態。
熊本と阿蘇を結ぶ大動脈は復旧の目処がたたない状態。
線路って列車が走らないと
表面が錆びてきてしまうんですね。
南阿蘇鉄道もそうですが
早く活気が戻ってきてくれますように。
こちらは
健軍商店街
アーケード沿いの建物が柱を押し潰しています。
今はアーケードも復旧し
地元のお客様を中心に
商店街に活気が戻りつつあります。
水前寺成就園
参道の石灯籠が完全に崩れてしまいました。
ケガ人がでなくて何よりですが
熊本地震後
復旧の目処もたたず観光客の姿がなくなってしまいました。
公園内の池の水・・・。
湧水が止まってしまうほど
断層にずれが生じたようです。
池底の白く乾いた石を見て胸が苦しくなりました。
考えもしませんでした。
ちなみに
現在の水前寺公園の池の状況です。
少しずつですが
湧水量も増えてきてくれたのでしょう。
水位も上がり
カモや魚達も快適に過ごしているように見えます。
観光客の姿も徐々に復活しています。
阿蘇神社
拝殿が完全にぴしゃけてしまいました。
まさか・・・。
誰もが口にした一言です。
門前仲町商店街の皆さんのパワーも手伝って
多くの支援も寄せられ
復旧工事は既に始まっています。
震災後、
ヘリコプターに乗り込み
熊本の状況を空からリポートする機会がありました。
入社26年にして
初めてのヘリリポート。
かなりの緊張感でした(汗)。
ブルーシートに覆われた家々。
倒壊したままになっている多くの建物。
避難所に張られている無数のテント。
空から見る炊き出しの様子。
つらさや悲しさと共に悔しさも溢れました。
『これからの熊本と一生歩んでいかなかれば・・・』
そんな決意の瞬間でもありました。
できることは
限られているでしょうが
やはり『支えあおう熊本 いま心ひとつに』の精神で・・・。
これからも
まずは仲間と共に
力を合わせて気張ってまいります。
明日は
熊本地震の本震から一年になります。
被害が拡大してしまったおぞましい経験。
ただ、
熊本地震の後の一年を糧にするためには・・・。
誰に力を借りてもいい。
家族や仲間と一緒にでもいい。
自分自身が以前より少し強くなるしかないかもです。
これ以上の試練はないことを信じてですね。
明けない夜はありません。


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