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次のステージ

昨日に引き続き
毎週土曜日の熊日夕刊コラム
「一筆」
今度は4月30日(土)に紹介した内容です。

南阿蘇エリアの被災地に行きました。
震災発生以降、私の責務はスタジオを守ることが中心だったため、
被災地の状況は
テレビの映像や記者から話を聞くことで知るしかありませんでした。
肌で感じた被災地の状況はやはり身がすくむ思いです。
得も知れぬ悔しさも覚えます。
南阿蘇村の立野や長陽などは
土砂崩れの影響で通行止めも多く復旧作業が続いています。
ただ、同じ南阿蘇村でも久木野ではお店を再開させている所もありました。
「珈琲無料」と書いたダンボールを
懸命に掲げている子供達の姿に目が潤みます。
驚いたのは高森町。
もちろん被害はありますがライフラインはほぼ復旧し、
家屋倒壊や土砂崩れでの甚大な被害はあまりないとのことでした。 ただ、
声を揃えるように言われるのが
「阿蘇大橋の被害を聞いた時はデマかと思った」とのこと。
俵山トンネルも通行が叶わず、
交通の大動脈を失ったショックの方が大きかったようです。
とはいっても
西原村や山都町から、
または阿蘇市から迂回して入ることができます。
決して陸の孤島にはなっていません。
また、
数軒でお店も再開されています。
「お客様はそうは見込めん」
「ただ、南阿蘇の復興の第一歩は踏み出せる時に踏み出さないかん」
と話します。
「他が大変な時に自分達から始めていいのだろうか・・・」
そんな葛藤を抱えながら阿蘇全体を考えての決断です。自粛ムードを拭う復興へ向けての力。
前を向き可能な限り次のステージへ・・・。
そんな思いが込み上げます。

キムカズ

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キムカズ