さ~て!
久しぶりの肥後弁講座と参りましょう!
今回は小物あれこれです。
まずは、こちら!
「てしお」
「てしおば取って~」とか「てしおばまわして~」
なんて使いますかね~?
辞書には「盛り塩をのせる小皿」という意味ではあるようですが、
熊本では、
「小皿」や「取り皿」を「てしお」または「てしお皿」なんて呼びます。
続いては、
世間一般的に言うバッグ、いわゆる「かばん」なんですが…。
肥後弁では…、
いやっ…、方言というより、
結構年代の高い方は、
何の疑問もなく、こう言う時があります。
何故?
「かばん」ですよね?
なんて聞くと、
「そうたい!カパンはカパンたい!なにがおかしかと?」と、
「ば」と「ぱ」の違いは全く気にしません。
「じてんしゃ」と「じでんしゃ」みたいなものですかね…。
細かいことより慣れるが勝ちです…。
ではでは、
最後にこちら!?
なにやら得たいの知れない物体ですが、
草むらなどに入ると洋服にくっついてくるものですわ~。
私は「ひっつきむし」や「くっつきむし」なんて、
虫でもないのに「~むし」と言ってきましたが、
なんと!肥後弁ではこう呼ぶんです。
これには驚きました。
「あん犬、ばかんごて、バカの沢山つけとる~」
なんて感じです。
「ばか」は熊本だけではなく東北などでも呼ぶ地域があるようです。
他にも、
「どろぼう」などと呼ぶところもあるとか!?
正確には「大おなもみ」なんですが、
そう呼ぶ人はほとんどいませんわな~。
以上、
キムカズの気まぐれ肥後弁講座でした。