Categories: 肥後弁講座

んにゃ・んね

キムカズの気まぐれ肥後弁講座~!!

いよぃ!パチパチパチ…。

熊本で新生活をスタートさせた皆さんも

是非、ご当地の肥後弁をマスターしましょう!

私も勉強中です。

今回は、

肥後弁は「ん」への転嫁が結構あるというお話…。

「着もの」のことを「着もん」といったり、

「のぼせるな」なんてことを「のぼすんな~」といったりします。

そんな中、

代表的な「ん」への転嫁がこちら!

「違う」とか「そうじゃない」といった否定形を、

「んにゃ」だとか「んね」なんていいます。

また、否定の思いを強調したい時は「ん」を強めます。

「んんんん…にゃ!」ってな感じに!

ということは、

鈴木雅之さんのこの歌も、

「んにゃ、んにゃ、んんん~にゃ、んんんんん~にゃ、だ~ね♪」

っていうことに肥後弁ではなる訳だ…。

熊本が生んだスター水前寺清子さんのこの歌は?

特にモノマネなどでは、

「しあわせは~♪んにゃ」なんて歌われていません?

これもチータの肥後弁ニュアンスの表れなのでしょうかね~。

他にも、

「んなら」は「それでは」という意味になりますが、

古語の「さあらば」いわゆる「さらば」が変化して「んなら」になったとか…。

例えば、電話を切る最後のセリフとして、

「はい、は~い!んならね~」は熊本の常とう句となっています。

では、

お馴染みのあの名曲は…、

「んなら、んなら、んなら~あ~あ~♪」

って、別に肥後弁にしなくてもいいんですよね…。

失礼しました。

知れば知るほど使いたくなる!

過去の肥後弁講座も是非ご参照下さい。

キムカズ

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キムカズ