さて、さて、
本日一発目は、
部長にもお褒めを頂いた、
気まぐれ肥後弁講座と参りましょう!
熊本県外では不自然、
しかし、
熊本県内では全然不自然ではないこの光景。
(このために貼ったでしょ!と言われそうですが…)
張り紙にある通りの「あとぜき」。
熊本県外ではまず通じないでしょう。
ということは、
そう!代表的な熊本弁の一つともいえます。
意味はご覧の通り…。
意味が分かると扉に貼ってあるのもうなずけますよね。
熊本は言葉を一まとめにして端的に物事を伝えることが得意!
この言葉も、
窓や扉を開けたあとはしっかり閉める(せく)…の、
「あと」と「せく」をまとめて、
「あとぜき」が生み出されたのではと思います。
さすが!熊本!
日常的に聞くことはあまりありませんが、
実は他にも「あと〇〇」は存在します。
例えば、
意味はこちら…。
なるほど、なるほど…。
もう一つ!
聞いて納得。
意味はこちらです。
「ちゃんと復習しておきなさい!」だとか、
「開けた扉はちゃんと閉めましょうね!」といった言葉が、
熊本では、
「あとざらいね!」だとか、
「あとぜきしなっせ!」なんて言葉で済んじゃうんですね~。
もちろん、
語尾の上げ下げと強弱のつけかたで、
命令にもなり、さとす様な優しい言葉にも変化します。
よく聞くのは、
お母さんが子供さんに叫ぶように使う語尾の強い方ですかね…。