今回のグルキムは!
夕方いちばん「ちゃちゃっとクッキング」のパスタメニューでお馴染み!
塘永常貴(ともなが じょうたか)先生のお店「伊太利屋台(いたりやたい)」。
熊本市繁華街から離れた熊本城周辺坪井川沿いに佇み、
入り口はレンガ調の雰囲気で手造り感がステキ!
カジュアルでアットホームな雰囲気をかもし出します。
ベーシックメニューに加えて、
旬の食材などを生かした黒板メニューもあれこれ…。
さて何を注文しようかと考えていると、
「キムカズ、何だか分かるかな~」と前菜が登場。
食感はスフレのようなそうでないような?
ん~さっぱりした味だが噛めば噛むほど味がある。なかなか旨い。
中身はカニ身?白身魚?
悩んだ挙句に尋ねると、
にやりと笑った塘永氏は「タコの卵だよ」と一言。
こんなやり取りがなかなか楽しい。
勧められるがままの黒ビールとの相性もはまります。
折角なので黒板メニューからも二品ほど…。
まずは「天草天然ヒラメのカルパッチョ」。
天草にこだわり、天然にこだわった私定番の一品。
店内も大人の遊び心がいたるところに…。
地階に下りる階段は自分だけのまさに隠れ家に入っていくような空間。
坪井川を眺められる中庭を設けた地下に加え、
2階テーブル席、厨房を目の前にしたカウンター席と3つのスタイル。
やんちゃな大人の集い場…、ってな感じです。
二品目は「天草マグロホホ肉炭火焼き」。
使っているのは天草近海であがったキハダマグロだそうです。
魚というより完全に肉といえる弾力とジューシーな味わい。
ただ、肉では出せない独特のうま味がたまりません。
醤油とニンニクのソースがより味を引き立てます。
赤ワインにしようかな~白ワインにしようかな~と悩んでいると、
「両方いっちゃえよ!」と塘永氏らしい解決方法。
ノリノリの二人はカウンター越しにルネッサ~ンス!
こうなったら止まりません…。
デザートはフルーツトマト感覚の甘~い「鹿本のトマト」と、
シナモンのきいた「焼リンゴとバニラアイス」。
賑やかに過ごすのもよし、静かに過ごすのもよし、
自分スタイルでカジュアルイタリアンが楽しめるお店です。
あ~楽しかった。