遂に!
「夕方いちばん」オープニングのコーナーで、
「キムカズのきまぐれ肥後弁講座」たるものを始めちゃいました。
県内外を問わず肥後弁により親しんでもらえれば…、
との思いです。
気まぐれではありますがね…。
ということで、
第1回は「もっこす」。
確かに、これは代表的な肥後弁にもかかわらず、
まだ紹介していませんでした。
と、その前に、
熊本の県民性を表す代表的な言葉を二つほど…。
「わさもん」は新しいものが好きな性分。
熊本人は新しいものへの飛びつきが早いです。
「いひゅうもん」はちょっと風変わりな人のことを言います。
焼酎の名前にもなっているほどです。
さあ!
そして、
「もっこす」。
肥後弁辞典には、
「頑固者」「偏屈者」「反骨人」とのっています。
こうなると、
な~んか人からは言われたくないような県民気質の言葉ですが、
そうではないのが、
本来の「もっこす」の意味!
ですよね~。
県外出身の私が言うのだから間違いはありません。
例えば、
熊本でいう「頑固者」とは、
こんな感じです。
さらに、
熊本でいう「偏屈者」とは、
こうゆうことかな?
ちょっと違うか…。
そして、
熊本でいう「反骨人」とは、
ということ!
更に付け加えますと、
本来の「もっこす」とは、
明るく、陽気で人情味があり、
一度信頼関係を築くと、その後は決して裏切らない。
単に強情ではなく、
とっても神経は細やかで、細かい心配りのできる気質をいうのです。
「もっこす」は、
どちらかというといわれて嬉しい言葉!
ちなみに、
以前は「もっこす」を「もっこくりん」と呼ぶこともあったそうです。
肥後弁辞典にものっていました。
なんか可愛いんで、
僕らは「もっこくりん」でいきます。