もう一年半が経つんですね・・・。
短くも感じ、
長くも感じ、
せめて節目となる時は
復旧復興の日々が続く熊本の現状は伝えたいと思います。
震災直後の熊本城です。
姿かたちは残っているように見えますが
ボロボロだったんですね。
手付かずと言うと言い過ぎになりますが
阿蘇の大動脈の一つ阿蘇大橋のところです。
未だ時間が止まっているように感じます。
土砂崩れにより
長期避難を余儀なくされている立野地区の住民達・・・。
今月末で避難解除とのことですが
元の場所に戻るのか
別の地区での新たな生活を始めるのか・・・。
先を見通せず苦難の状況があるのも現実です。
益城町にある益城復興市場です。
被災し再開の目処がたたないお店などが入っていました。
残念ながら
今月末でなくなってしまいます。
全国各地から沢山の方が来られています。
県外の友人などを連れ
私も何度か行って食事や買い物をしてきました。
物販コーナーは22日まではやっているそうです。
苦難と向き合いながら
沢山の笑顔にも触れられました。
逆にエネルギーをもらえている感じです。
私なりにしかできませんが
これからもできるだけ応援します。
熊本地震直後、
町のいたるところで見かけた『負けんばい熊本』のメッセージ。
あの時は
本当に皆で共有できた言葉でした。
時が経つにつれ変わってくるのです。
感謝のメッセージへと・・・。
今なおですが
熊本は多くの方々に助けられています。
そんな中での感謝の思いも
被災者となった熊本県民の心からの言葉なんですよね。
この言葉には涙が出る思いでした。
実際、写真のおさめながら泣きましたけどね・・・。
そうなんです。
やっぱり行き着くところは
がんばるぞ!ありがとう!なんだと感じています。
日に日にいろんな形で風景が変わってきています。
ちなみに
こちらはちょうど一年前のRKK前の交差点の様子。
震災から半年でも通行止めになっていましたし
両サイドの建物は人が住めない状況でした。
すっかり様子が違っていますよね。
左のビルは解体されて更地に・・・。
右側は解体後にマンション建設が決まり
今はプレハブのようなモデルルーム&事務所があります。
駐車場、マンション建設など
同じような状況の場所が多々あります。
冒頭は傷ついた熊本城の写真でしたが
現在の熊本城を紹介します。
天守閣は殆ど見ることができません。
それでも
時に様子を見に出掛けたくなるんです。
工事の様子を見ながら
何かしらの会話を熊本城としてきます。
熊本地震が起きる前は
熊本城と会話なんてしたことなかったんですけどね・・・。
やはり熊本県民にとっては
復興のシンボル的な存在となっています。
リーゼントのような
くまモンだるまも元気でした。
熊本地震から一年半が経過していますが
変わったこと
何も変わらないこと
本当に被災者の現状は様々あります。
道半ばの今の熊本も大切な歴史の1ページ。
この経験を糧とするか否か・・・。
できれば
全ての被災者が少しでも前を向いていけるように・・・。
それが大きな願いになっています。
熊本地震を忘れませんし
忘れないで欲しいものです。
風化をさせないために
私なりにもまだまだ出来ることを探さなでけんですね。