熊本地震の影響で
橋ごと流されてしまい
犠牲者もでてしまった阿蘇大橋の被害。
改めて目の前まで行ってみました。
橋げたなどはありませんが欄干の先は崖。
目の当たりにしていながらも
よく利用していただけに
やはり信じられない思いが大きいです。
熊本地震直後の阿蘇大橋の状況です。
橋の端が垂れ下がっていますが
他の橋の部分は土砂に流され見る影もありません。
恐ろしい状況です。
この写真にある奥の山が崩れてしまい
手前の立派な橋が全て押し流されてしまいました。
現実を知った今でも
嘘か現実か戸惑いそうです。
手前の案内板は未だ残っているんですよね。
山の中腹を走る鉄道も寸断されたまま…。
何がどう進むのか想像できません。
道路や鉄道、
そして
周辺集落で暮らす人たちの生活再建が待たれます。
橋からは若干下流になりますが
痛々しさは今も残ったままでした。
ただ、
このあたりに新たな橋が掛かる予定だとも聞きます。
東海大学阿蘇キャンパスの入口です。
全面的な再開は見込めないとの声が聞かれています。
学校も学生も複雑な心境でしょう。
阿蘇の自然を愛し、
愛着も湧いていたキャンパスだったかと思います。
地元の方の多くも
学生のいないキャンパスに心痛めているようでした。
日常を取り戻しつつある人がいる一方、
目処すらたたない方も多くいらっしゃいます。
ハードもそうですが
ハートの問題も完全復旧には道半ばな状況です。
いまある日常に感謝をし、
これからも変わらず熊本の現状を知っていくこと。
今の阿蘇大橋の状況を見て
その大切さを改めて実感させられるものにもなりました。