肥後藩の初代藩主
熊本城を築城した加藤清正公。
熊本を代表するまさに偉人と呼ばれる存在。
改めて言うほどではないんですが
熊本の歴史を語るには欠かせない方ですね。
そんな加藤清正公が祀られている菩提寺が
熊本市西区花園にある『本妙寺(ほんみょうじ)』
熊本に創建されてから
400年以上という長~い歴史のあるお寺になります。
ここは
浄池廟(じょうちびょう)の中門ですね。
ところで…、
まずは参道からこの中門に来るのが大変…。
『仁王門からの参道』
まずは道の真ん中に続くこの石畳を進みます。
ちなみにこの石畳は
熊本城の石垣と同じ石工達によって作られたものだそうです。
例えばこのマーク!?
落書きではないんですよ。
当時の石工達の集まりを示した印だとか…。
熊本城の石垣にも
同じのはもちろん、他にも様々なマークが残されています。
これは参道に建つ『平和燈』です。
そうなんです(悲)。
熊本城と同様に
熊本地震による被害は本妙寺も一緒なんです。
今は傾いたままの状態となっています。
さて、
最初に紹介した浄池廟中門への入口…。
まずは176段ほどの石段からのスタートなんです。
『胸突雁木(むなつきがんぎ)』と呼ぶそうです。
たいが、なぎゃ~ですよ~。
いい運動にはなりますけどね…。
先にあるはずの中門が見えんし…(汗)。
石段を挟んだ中央には
信者さんから寄進された多数の石灯籠が並んでいます。
ただ、
熊本地震の爪あとが今なおといった状況です。
これから徐々になんでしょうね。
石段を昇りきると
本妙寺の境内に唯一残るお宿の廣嶋屋さん♪
昔の姿そのままに…。
郷土料理が味わえる由緒あるお宿です。
お部屋からは熊本城も望めます。
ここは熊本城と同じ高さといわれていますからね~。
さてさて!
このお宿の前にある中門をくぐって
ようやく『拝殿』に到着となります。
大晦日の時の様子ですが…、
なんでしょ?
水行の準備だったかもしれませんね。
建物自体は
地震の影響を大きくうけているといった感じではありませんでした。
年が明けて二週間…。
本妙寺から初日の出中継したのが既に懐かしいですね~。
でもですね~、
実は初日の出中継ポイントは更に上にあるんです。
景色や雰囲気を満喫しながらの参拝となると
これがなかなか手ごわいお寺なんです。
この先にあるのは
勇壮な加藤清正公の銅像!
まだまだ頑張って昇らなんですね。
無理しちゃうはずでしょ(汗)。

キムカズ

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キムカズ