先日、
熊本市の大西市長から
熊本城の復旧の目途が発表されました。
天守閣は3年後の2019年度。
熊本城全体の完全復旧には約20年の時間が・・・。
長生きせなんです。
手間と時間を要するとか・・・。
形状の違う石を一つ一つ積み上げていく。
専門家も少ないらしく
集められた石の再利用もしていくとのことで
番号が書かれた石の塊が熊本城の周りに並べられてもいます。
先日公開された
熊本城の飯田丸五階櫓の復旧工事の様子。
建物一つでも
かなり大掛かりなことになっています。
床部分の石垣は崩れていても
一本の石積みが建物を支えているんですよね。
まさに倒壊寸前。
ギリギリの状態・・・。
熊本地震後の思いを象徴するかのごとく
一つのシンボル的存在にもなっています。
余震で揺れるたびに
「飯田丸は大丈夫だろか」と感じている方も多いと思います。
今後は台風なども心配です。
そんな中、
建物自体を支えるプランが決まり
大掛かりな準備が進められ始まっています。
写真右の緑色の支柱が
建物を覆うように写真左へと移動するようです。
なるほどですね~。
建物自体を抱え込むように支える。
これにより建物内も安定し
ようやく飯田丸全体の復旧プランも決まってくるそうです。
先人達が一つ一つ積み上げてきたように
これからは
私達の時代でまた新たな積み重ねが始まります。
多くの方の思いと支援を力に・・・。
完全復旧の目途が約20年。
その工程を見届けるのも貴重なこと。
観光資源にしていければなんてことも考えます。
お城の再建なんていうのも
そうそう目の当たりにできることでもありませんからね。