熊日夕刊で連載中!
毎週土曜の一筆。
昨日もばっちり投稿しました。
熊本地震復興支援チャリティコンサートから・・・。
タイトルは『今ここに生きている』です。
先月末、湯前町の栄立寺で、
加藤登紀子さんの次女Yae(ヤエ)さんの
熊本地震復興支援ライブコンサートが行われました。
本堂から優しく響く歌声が
静けさ漂う街中に自然に溶け込んでいくような
とても素敵なライブでした。
私も昨年に続いて司会でお邪魔しました。
今回のライブは「また来年必ず会いしましょう」との約束が実現したもの。
ただ、今回はYaeさんや主催者の思いでチャリティに変わり
チケット代は全て熊本に寄付されることになりました。
4月1日に「Yae alive ~今ここに生きている~」をリリース。
そこには東日本大震災の日に誕生した赤ちゃんをテーマにした曲、
飯舘村の復興を応援する曲も含まれています。
大地震を経験した東日本や熊本、
そして彼女との不思議な繋がりも感じます。
南阿蘇村のおあしす米生産農家にも友人がいて、
被害を受けた熊本の農業に対してとても心を痛めていました。
一方で、前向きな考えも話してくれます。
「農業ボランティアの支援の輪が広がる」
「後継者不足に悩む農業の世界に若者が触れるきっかけになる」
「食やライフラインを失った経験を糧に」
「農業やエネルギーの大切さを改めて知る機会」などのことでした。
私達は生きているのではなく、
便利な世界で生かされているのかもしれない・・・。
今は土に触れ生命の原点を感じ、
誰もが思った便利な中での日常の有難さ。
改めて考える機会なのかもしれません。
全てを前向きに考えることは難しくても
今回の被災経験で
更に発展した熊本へ生まれ変わっていくには
ピンチをチャンスに!という発想も大事なのかもしれませんね。