鮎の季節も終わりが近づいています。
休みを利用して
甲佐町の「やな場」に行ってきました。
なんだろう?
このワクワク感は・・・。
趣を感じる佇まい。
古くは肥後藩主たちが
この地で鮎料理を楽しんだとされる歴史あるスポットです。
数年前に新しくなっていますけどね。
門をくぐると
目の前に現れるやな場。
木や竹で組んだ堰(せき)を設け
流れを一ヶ所に引き込み
落ちてくる鮎を捕らえるという古式漁法。
大胆ですよね~(笑)。
やな場を囲むように
東屋が設けられ
川風を感じながら新鮮な川魚料理が楽しめる。
こりゃ、たまらんですばい!
料理を食べずとも
来てよかったと感じる瞬間。
とはいっても、
食べない訳にはいかんです(笑)。
早速!
定番は「鮎の塩焼き」
皮の上から身をほぐし、
尻尾を取って
頭を骨ごと引っ張ればスルっと背骨が抜けてくれる。
一度、試してみてください!
「鮎の背ごし」
鮎独特の旨みと香りを感じるにはこれが一番かも!
甘くて、さっぱりしていて
たまらんですな。
「鮎めし」
風味豊かに美味しく炊き上がっています。
湯気と共にあがってくる香りから堪能。
ごはんの上にのったほぐし鮎の味わいが
ダメ押しってくらい満足度上昇。
川ガニやうなぎなど
川魚料理もいくつかあります。
欲張って
うなぎも頼んじゃいました。
デザートは
自家製の「ばんかんゼリー」
夏の暑いときだったので
やっぱ最高っす。
鮎はシーズン終盤を迎えています。
今頃はこのやな場も鮎が沢山来ているんじゃないですかね~。
お店の話によると
シーズン終盤は
簗(やな)が沢山の魚影で黒くなるほどだそうです!
今年は11月4日までの営業です。
情緒感じる茅葺屋根の東屋で
清流に踊る鮎を眺めながらの鮎料理。
よかですな。
いや、よかったです。
これも熊本の宝の一つ!