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仮設住宅

西原村甲佐町の仮設住宅へ・・・。。
熊本県の広報番組の取材でした。
ここは、
熊本空港から俵山トンネル方面へ向うお馴染みのルート。
西原村の県道208号線沿いです。
畑などを切り開いての土地を確保。
なんとかここまで作業も進んでいます。
クレーン車や重機がフル稼働。
約300戸の仮設住宅を建設中とのことです。
熊本の多くの建築会社が関わっています。
今は新築物件は後回し。
県内各地の仮設住宅や住居補修などに
人員も集中投入されているとのこと。
一日一日、本当に大変そうです。
この日は
日中、30度を超える真夏日。
水分や塩分補給、適度な休憩してくださいね。
お疲れ様です。
熊本の仮設住宅は
できるだけ道幅にもゆとりをもたせたとか。
東日本大震災の教訓だそうです。
奥は車椅子用のスロープを建築中です。
各家庭のニーズにできるだけあったものにしているそうです。
家屋内も見せていただきました。
熊本の木材を使用。
畳も熊本県産。
木と畳表の郷土の香りが漂います。
広いとはいえませんが
狭くはありませんでした。
物が入ると違うのでしょうが・・・。
仮設とはいえ
入居される方には生活拠点。
風呂やトイレもしっかりと完備されています。
避難所とは違った
少しでも落ち着ける時間を過ごしていただければと思います。
一方、
こちらは甲佐町の仮設住宅です。
熊本では一番最初に入居が始まりました。
震災で甲佐町という名はあまりでてきませんが
やはり被害は甚大で
家屋を失ってしまった方も多くます。
ここは
野球場になっていた町営グランド。
砂利を敷き、アスファルトで固め、
仮設住宅が建設されています。
こちらも
東日本大震災の教訓から
道幅に余裕をもたせています。
車椅子用のスロープもあります。
また、
住宅と住宅の間の道を直線にはせず
少しずらすことで
ジグザグの小路風に・・・。
そして、ベンチも沢山設置。
憩いの場になってくれればとのことでした。
仮設住宅なので
浄化水槽は地中ではなく陸上でした。
それにしても
震災から2ヶ月経たないうちに
これまでのものができるんですね。
西原村もそうでしたが
甲佐町の仮設住宅地にも
みんなの広場が作られています。
いわゆる地域コミュニティの場になりますね。
皆が顔を揃える場所。
大切だそうです。
県内各地
このような形で仮設住宅への入居。
あるいは仮設住宅建設が急ピッチで進められています。
甲佐町の仮設住宅に入っている男性いわく、
「仮設のお陰で50日ぶりに布団で寝られた」
「これ以上の感謝はない」とも話してくれました。
日常とはかけ離れてはいるでしょうが
屋根があり、家族や地域の人が集える場所。
未だ熊本県全体では
避難所生活を余儀なくされている避難者は6000人以上。
これが0になって
始めて本格的な復旧復興のスタートといえるかもしれません。

キムカズ

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キムカズ