震災前後の熊本城です。
日本三名城の一つ。
加藤清正が築き、
1600年に天守が完成、築城400年を超えます。
別名は銀杏城。西南戦争の戦いの場にもなっています。
そんな熊本城の象徴的な一枚。
大天守と小天守。
熊本県はもとより、日本の重要な文化財です。
このように威風堂々とした姿を
熊本弁で「むしゃんよか」といいます!
前震での被害もありましたが、
本震後はその被害もさらに拡大。
瓦は落ち、大天守と小天守の間の石垣が崩れてしまいました。
それでも建物が残っているのは
高度な建築設計と技術の為せる技とも聞きます。
小天守下の石垣は完全に崩れてしまっています。
城の土台はむき出し。
中の様子はまだ公開はされていません。
どうなっているのでしょう・・・。
さらに下へと落ちてしまっています。
石の重さも数百キロ単位。
これから一つ一つ
また新たな姿に向けて積み上げられていくはずです。
それにしても悔しさが込み上げてくる光景です。
なんらかの被害が出てしまっています。
こちらは震災前の不開門。
私も見慣れている光景です。
全てが崩れてしまっています。
このような光景があちこちであるようです。
本当に、本当に、
心からの復興を願うばかりです。
石垣が崩れていますが
四隅の石が残り
柱となって支えています。
飯田丸の残った石垣はまさに県民一人一人の力です。
それぞれが必至に支えあっている様子と一緒。
なにか胸にくるものがあります。
熊本の象徴的建造物などは全てが熊本の復興のシンボルとなります。
何年かかろうが
必ず復興させるという思いは県民の願い。
これからの姿もしっかりと心に焼き付けていきましょう。
そして、
県外の方は是非見に来てください。
あるいは知ってください。
これからの熊本の道のりを・・・。
ちなみにですが、
熊本城は一口城主を休止し
今は熊本城災害復旧支援金に切り替わっています。
沢山のボランティアの方々や全国からの義援金や支援金など
心からの感謝しか言葉は見つかりません。
まずは
復興に向ける強い思いで恩返ししていければと思っています。