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悔しくて悲しい現実。

社会問題となっている「いじめ」

昨日、

文部科学省の調査結果で明らかになった

各都道府県における「問題行動調査」

それぞれの自治体による

いわゆる「調査の仕方」の温度差はあるでしょうが、

熊本は

千人当たりの認知件数で

4年連続のワースト1位でした。

一方で

いじめを解消した割合も全国1位だそうです。

子供たちの声を聞き出せる環境が整っているからの数字なのか?

県教育委員会はそう話しているそうです。

現場を直に感じていない以上

数字だけでははかれない現実も

私の中では拭えずにいます。

辛い数字ですが、

昨年度のいじめが原因の自殺が全国で4人との発表もありました。

全国ニュースで報じられているのもあります。

そして、

熊本県の中学校でも

その発表の前日というタイミングに

いじめによる自殺が去年の夏にあったことが判明しました。

一瞬、言葉が出ませんでした。

首をかしげたくなるのは

1年経過しての、このタイミングでの公表。

教育委員会の話によると

「ご遺族の心情に配慮して」とのこと。

ただ、

何故、文科省の発表直前だったのか?

真偽はわかりませんが

他から発覚する前には…。

そう思われても仕方のないことと感じます。

記者会見も

歯切れの悪いものでした。

いじめた側の生徒への対応や

この1年間の経緯に関して多くは語られず、

詳細は明らかにされませんでした。

改めて、

では、何のための公表だったのか

疑問です。

何もしてきていないわけではないでしょう。

ただ、「二度と起こさない」。

という確固たる姿勢を感じられなかったことが残念でなりません。

いったい

私たちはこの問題にどう向き合うべきなのでしょう?

人それぞれ

置かれている立場で変わってはくるでしょう。

伝える側としても

改めて考えさせられます。

「いじめはなくならない」

なんて無責任な言葉を聞くと口を塞いであげたくなる。

「いじめる側にも、いじめられる側にも問題はある」

こんな言葉も私としては全く納得がいかない。

いじめられる側に問題はありません。

尊い命を自ら絶とうという思いをする程なら

学校に行かなければいい。

つらい思いや悩みを抱えている

あなたの心の言葉が聞こえてくれば

いじめている側よりも

はるかに沢山の味方が実は存在しているということを伝えたい。

「あなたは一人ではない」

「悩みを一人で抱え込む必要はない」

そうゆう思いで

家族や周りにいる人たちは日々見守ってくれている。

「大丈夫。安心してください」

本当にですよ。

必ず誰かがいます。

生きるとは、

人と人とのつながりとはそうゆうものだと思う。

ということを

私の心の言葉として

常にしっかり伝えられるようにもしていかないとですね。

「勇気」「元気」を伝える放送って

そうゆうことでもある!

と、改めて実感しています。

ワースト1位という数字。

私なりにしっかりと検証もしていかなければです。

キムカズ

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キムカズ